めまいにもお灸

原因の分からない「めまい」でお困りでないでしょうか

一般に「めまい」と言われるものには、さまざまな症状があります。天井や自分の周囲がぐるぐる回る、体がぐらぐら、ふわふわした感じ、気が遠くなりそうな感じ、目の前が真っ暗になる感じ、物が二重に見える、などです。

「めまい」の原因になる病気は一つではありません。代表的なものは、耳の奥の内耳という部分にある、体の姿勢を保つ器官が何らかの異常を来して起きる内耳性のめまいです。また、脳卒中や心臓疾患、低血圧など血管の病気、脳・神経の病気、薬、外傷などが原因になることもありますのでまずは病院で検査していただき、原因に応じた治療を行うことが重要です。

一般的なめまいの治療

良性発作性頭位めまい症では、めまい止めの薬やエプリー法という理学療法が行われます。エプリー法は三半規管を浮遊する耳石の位置を確かめ、めまい治療に精通した医師の指導のもとで、頭をゆっくり回転させる運動を行い原因となる耳石を三半規管の外に出す治療法です。これにより多くの場合は症状の改善が見込めます。

突発性難聴は早期に治療が開始できれば、薬で治癒が期待できる場合が多いのですが、進行してからでは治りにくいため、早い段階で耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。

メニエール病は完治が難しい病気ですが、利尿薬による治療、鼓膜喚起チューブの挿入、中耳腔への薬物注入、手術、加圧治療、生活指導や自律訓練などによって症状を和らげるための治療を行っていきます。

一方、脳卒中が原因となっている場合は、一刻も早く専門の医療機関で診断を受け、重症の場合はt-PAという薬の投与や脳血管のカテーテル治療を緊急に受ける必要があります。

仙灸堂では「めまい」をどう考えるか

「めまい」はあるけど検査ではなんの異常もない。

本当になんの異常もないのでしょうか。多くの場合そんなことはありません。体を見てみると、首肩がやたらと緊張していたり、足先だけ異様に冷たかったり、押すと異常に痛いポイントがあったりなんてことがあるので、東洋医学的にみると異常だらけなことはよくあります。

例えば、からだの状態を確認していると、めまい以外にものぼせがあったり、頭痛がする場合があります。そして、足の方をさわってみるとキンキンに冷たくなっているなんてこともあります。この状態は、過度のストレスやデスクワークなどで目を酷使し続けたために気が上に上がりそのまま滞ってしまったために起きてしまったと考えられます。

その場合上の気が巡るように体を整えていかなければいけないですし、もっと根本の原因を辿ると、骨盤内の循環不良だったり、子宮の元気がなくなっていることだったりするので、その人の体の状態をしっかり見極め、アプローチしてあげることが大切になってきます。

お灸を続ける目安として、まずは5回継続していただきたいです。