どうも、練馬区大泉学園 お灸サロン仙灸堂の佐々木です。
今日は更年期の不調に対するお灸のツボについてやっていきます。
更年期に差し掛かってきたあたりから様々な不調に悩まされることがあります。
更年期障害なんて言ったりもしますが、特に足腰の冷え、肩こり、目のかすみ、だるさ、すぐ疲れる、頭痛、頭重なんかで悩まされている人は今日お伝えするポイントがあなたの症状改善に役立つかもしれません。
更年期とは50歳前後の女性が経験する自然な現象です。
この時期は女性のカラダの要である卵巣の機能が大幅に衰え、それに伴い、女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンがどんどん少なくなってきます。
生理前のホルモン変化で体調を崩すなど、少しの変化でも揺さぶられてしまうほど繊細な女性のカラダにとって、更年期のこの変化はもはや嵐のようなものです。
そのため、多くの女性がこの変化について行けず、体調を崩し、さまざまなトラブルを起こしやすくなります。
とはいっても、すごく激しく症状の出る人とそんなに大して不調の出ない人といるのはなぜなのでしょうか。
キーポイントになってくるのが骨盤内の状態。
この骨盤内には子宮や卵巣といった臓器がある場所で、ここの循環の良し悪しがとっても大事になってきます。
年齢とともにくるホルモン分泌の低下は仕方がありません。しかし、循環を良くしてこの変化を緩やかにしてあげることはできます。
足腰の冷え、肩こり、目のかすみ、だるさ、頭痛、などの症状で今まさに悩んでいるあなた。これから更年期に突入しようとしているあなたはぜひ参考にしてみてください。
更年期の不調におすすめのツボ
それが【八髎穴 はちりょうけつ】です。
八髎穴は腰の仙骨上にあるツボです。
骨盤内の循環が悪くなっているような人の仙骨らへん。押すと痛みがあったり、人によってはボテ〜っと浮腫んでいるような感じがあったり、肌の色がくすんでいたりします。
ツボの探し方としてはまず上後腸骨棘という骨の出っ張りを探します。それが上の図の青丸です。
上後腸骨棘を探せたらその内側が上髎、斜め下が次髎となっていて、次髎の下に中髎、下髎とあります。
左右4個ずつ、合わせて8個で八髎穴です。
圧痛の出やすい場所としては次髎や中髎のあたり。ともかくこの辺りを押して痛いところを探してあげましょう。
そしてここからがあまり知られていないのですが、実はそれぞれのツボの真ん中にあるツボもっとっても大切なんです。ここの圧痛も見逃さないようにしてお灸してあげるとさらにいいですよ〜。
ちゃんとした場所を見つけるのは難しいかもしれません。
しかし、難しく考えず、仙骨上で痛いポイントを探してあげればオッケーです。
自分でやるのは難しい場所なので、お家の人にお願いするか棒灸とか温灸器で仙骨全体を温めてあげるのもいいと思います。
詳しくは動画をチェックしてください!!
仙骨上のお灸は体がとてもリラックスしてきます。自律神経の乱れからくる不調にも実はおすすめです!
この記事へのコメントはありません。