肺のツボ③尺沢、孔最

練馬区大泉学園にある、お灸サロン仙灸堂院長 佐々木です!

今日は肺のツボ【尺沢】、【孔最】を紹介します。

特に尺沢は肺経のツボの中では一番有名なツボです。私もよく使います。覚えておいて損のないツボです。

・咳止め
・喘息
・気管支炎
・喉の痛み
・痔

こういった症状があるときにコリや圧痛が出やすい場所です。

尺沢(しゃくたく)

肘の折れ曲がりのシワ上で、上腕二頭筋腱の橈側あたりにあります。
咳止め、喘息、気管支炎、喉の痛みなど呼吸器疾患の時に反応がでます。
咳止め喘息の時は尺沢から1寸上のあたりに圧痛。喉の痛む時は2、30壮で頓挫する。

孔最(こうさい)

尺沢の下2寸
痔に効果の期待できるツボです。s痔は痔の痛み、いぼ痔、切れ痔、痔瘻どれでも使いますが、脱肛には効果が少ないようです。もちろん呼吸器系の弱さの時も反応が出ていることはありますので尺沢だけでなくこの辺りまでチェックしておくといでしょうね。
孔最に圧痛があることは結構ありますが、圧痛そく痔ってわけでもないようで、圧痛に左右差がでていることが多いようです。

探すときのポイント

大体の目安つけたらそこから反応のあるポイントを探すわけですが、尺沢は結構人によってずれます。上下左右で探して欲しいのですが、たとえば喘息とかの時は尺沢から少し上のあたりに圧痛が出やすいと言われています。だからと言って人によっては、違うこともあるので圧痛をしっかり探してあげましょう。

 

ということで今日は尺沢、孔最を紹介しました。

次回は肺経の違うツボをやっていきますのでお楽しみに。

 

 

 

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