肺のツボ②天府、俠白

練馬区大泉学園にある、お灸サロン仙灸堂の佐々木です!

今日は肺のツボ 【天府】、【俠白】を紹介します。
肺のツボってことなので呼吸器系もそうなんですが、他にも循環器系の異常の時などに反応が現れることがあるんです。

・高血圧
・のぼせ
・めまい
・動悸
・息切れ
・胸痛

こういった症状があるときにコリや圧痛が出やすい場所です。

天府(てんぷ)

天府はワキのしわの端っこから3寸下がったあたりで力こぶ(上腕二頭筋)の上で探します。
別法として腕を鼻に持ってた時の鼻先がつくところが似たような場所です。

天府は特に、高血圧の特効穴であって他に、めまい、のぼせといった時に使うことがあります。

 

俠白(きょうはく)

俠白は天府の1寸ほど下のあたりにあります。

俠白は息切れや、ストレスなどからくる動悸、息切れ、胸痛などのときに使います。

ここもポイント!

そして天府も俠白の知っていきたいポイント。

それは、脳卒中の予防のツボとしても大切な場所だということです。

高齢者の方や、脳梗塞を起こしたことがある方のこの辺りのツボを探ってみると、やたら固くなっていたりボコボコと変な固さがあったりすることがあります。直接脳の状態を見ることはできませんが、こういった体に現れた反応をとらえてお灸をして和らげてあげることが大切なんですね〜。

探すときのポイントですが、大体の目安つけたらそこから反応のあるポイントを探すわけですが、肘を伸ばした時や曲げた時でも圧痛のでかたが変わりますしちょっと外側に強い圧痛があったりとあるのでしっかり探してあげましょう。

ということで今日は天府俠白を紹介しました。

次回は肺経のツボで一番有名なツボの出番ですお灸の効かせ方のコツもやっていきますのでお楽しみに。

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