練馬区大泉学園にある、お灸サロン仙灸堂の佐々木です。
今回は肺経のツボ【中府】、【雲門】を紹介していきます。
中府、雲門は
・咳
・気管支炎
・喘息
・五十肩
・首肩こり
の時に圧痛の出やすい場所です。
特に中府というのは肺の募穴といって肺に異常があるときに圧痛が出やすくまた、お灸のポイントにもなってくるわけです。
中府(ちゅうふ)
鎖骨の下に指を置いて、外に滑らせていくとくぼみで止まるところがあります。そのくぼみからさらに1寸ほど下に下がったあたり
雲門(うんもん)
鎖骨の下に指を置いて、外に滑らせていくとくぼみで止まるところ。
ということで中府も雲門も大体似たようなところにあります。なので、私は2つのツボを明確に分けず中府雲門を肺の異常が現れるエリアとして少し広い範囲で探していきます。
そして、私が普段どう使っているかというと直接お灸することもありますが、まずはここの硬さを他のツボを刺激することでで緩めるようにやっていきます。例えば、同じ肺経のツボの尺沢というツボで緩め、圧痛が残ったところは直接押してほぐしていったりすることが多いです。
中府雲門の圧痛を探すときのポイントですが、巻き肩になっていると探しづらいので、肩を引いた状態で探すと見つけやすいです。胸を張るような感じですね。その状態のまま押してあげるとツボを見つけやすいですよ!
次回また違う肺のツボの続きをやっていきます。
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