今日は腰痛についてやっていきたいと思います。
こんなことないですか?
疲れやすく根気が続かない、足が冷えやすい、物忘れが多い。精力減退気味
そして腰が重だるい。
それはあることが原因かもしれません。
それは腎虚です。
一見違う色々な症状に見えますが、すべて同じ原因、腎虚で起こっていることかもしれません。
今日は
- 腎虚とはなんなのか
- 腎虚の原因
- お灸のツボ
ということでやっていきます。
1、腎虚とはなんなのか
腎虚、それは腎のエネルギーが足りていない状態です。
腎というのは東洋医学的にみると腎臓・泌尿器・生殖器などの機能と関係しています。そして体の生まれ持ってのエネルギー、根本的な体のエネルギー見たいなものと関係しています。このエネルギーを先天の精といいます。
ざっくり説明すると、
私たちが母親のお腹に宿ったとき、両親から生命エネルギーを授かるわけです。この生まれ持ったエネルギーこれが先天の精で、このエネルギーを持ってしてここまで成長してきたわけですが、このエネルギーは無限にあるわけでなく年齢と共にじょじょに減っていくものであって、それがつきた時にこの世での生を全うしていってあの世へ旅たつわけです。
それが自然の流れなんです。
この体の根本的なパワーがなんらかの原因で弱った状態が腎虚な訳です。
腎虚の原因
年齢と共に減っていってしまうのは自然の流れである程度はしょうがないです。
他にも原因はあります。今現在大きな病気を抱えていたり、過去に大病をしたり手術をしたり大きな事故にあったりなんかすると腎虚になりやすいです。他に、食事生活が適当、睡眠時間も削り、仕事が忙しく疲れ切っていたり、人間関係で精神消耗している。そんな状態でいると、エネルギーがどんどん消耗され体は衰弱していきます。
腎虚のひとは体にエネルギーがないので、ちょっとしたことで疲れやすく根気が続かない、足が冷えやすい、物忘れが多い。生殖器系の弱さにつながるので精力減退気味
腰は腎の府といって腎の弱さは腰に出てきます。腰に重さが出てくるのも腎虚の場合が多いです
逆にこの曲線を緩やかにすることもできます。それには食事、運動、睡眠など基本的な生活習慣を正してあげることによって、無駄なエネルギーを消費ぜず、むしろ適切に外からエネルギーを得ることで体の若さは保たれます。
腎虚のツボ
・腎兪
腎兪は第2、第3腰椎棘突起の間から外に1寸五分ひらいたところにあります。
そうは言ってもわかりづらいですね。目安として、お臍の高さが腰椎の4番くらいなので、おへそからさらに3、4センチくらい上の高さ、もしくは脇腹の肋骨の一番下の高さらへんを目安にしてみてください。
そして背骨の横には脊柱起立筋という縦に走る大きな筋肉があるのでその筋肉上で押して痛いばしょを腎兪として刺激してあげましょう。
・志室
志室は腎兪がわかれば簡単です。腎兪よりさらに3、4センチ外にひらいたあたりで硬い塊があればそれが志室です。
・気海
気海はお臍の下1.5寸のところです。お臍から下に3、4センチ下がったあたりで探してみましょう。
・照海
照海はうちくるぶしの下です。下のへりからさらに1センチほど下がったあたりで探してみましょう。
今回のまとめです
- 腰の重だるさの原因は 腎虚
- 腎虚とは体の根本的なエネルギーが少なくなった状態
- 腎虚の原因は生活習慣の影響が大きい
- お灸のツボは 腎兪、志室 気海 照海
ということで養生しつつお灸をしつつで辛い症状が少しでも和らいだなら嬉しいです!
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