こんにちは、お灸サロン仙灸堂のささたつです。
梅雨の時期、こんなお悩みありませんか?
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なんとなく体が重だるい…
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胃の調子が悪い
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寝ても疲れが取れない
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気分が落ち込みがち
こうした不調、実は東洋医学でいう「湿邪(しつじゃ)」が原因かもしれません。
しかも多くの方が、この時期にやってしまいがちなNG習慣によって、さらに不調を悪化させているんです。
今回は、梅雨に「やってはいけない5つの生活習慣」と、それを整えるお灸のツボをご紹介します!
NG①:冷たい飲み物・アイスとりすぎ
梅雨の時期は湿気とともに「脾(=胃腸)」が弱りやすくなる季節。
ここに冷たい飲み物やアイスを頻繁にとってしまうと、胃腸がさらに冷えて機能低下してしまいます。
起こりやすい症状
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食欲不振
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下痢
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倦怠感(だるさ)
対策
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常温の水、お白湯、味噌汁などを積極的に
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ハトムギ茶や黒豆茶で余分な水分を排出
おすすめのツボ:神闕(しんけつ)
おへそ周囲を温めて胃腸をケア。
→ 棒灸や、ホットタオル、アズキの力、ペットボトルにお湯などでじんわり温めるのも◎
NG②夜更かし・不規則な生活
梅雨は自然界の「陽気」が弱まる季節。
この時期に夜更かしすると、「陰の消耗=陰虚」が進んで心や脾にも悪影響が出てきます。
起こりやすい症状
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睡眠の質の低下
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不安感・イライラ
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眠れない、めまい
対策
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23時までの就寝を目標に
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スマホ・PCは早めにOFF
おすすめのツボ:失眠(しつみん)
かかとの中心にあるツボで、ぐっすり眠れる体づくりに◎
NG③:脂っこい食事・暴飲暴食
梅雨時期は胃腸が弱っているので、こってり料理や甘いスイーツは消化の負担に。
これがガスや皮膚トラブルの原因にもなります。
起こりやすい症状
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胃のもたれ・お腹の張り
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ニキビ・肌のベタつき
対策
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シンプルな和食中心に
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ネギ、しそ、梅干し、生姜などの「健胃」食材をプラス
おすすめのツボ:足三里(あしさんり)
胃腸の働きを整える定番ツボ。
→ 食後の不快感にも◎
NG④:汗をかかない・運動不足
梅雨は湿気が多く、汗がかきにくい=体に湿がこもる季節。
ただし、激しい運動はかえって体力を消耗するので注意!
起こりやすい症状
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浮腫み
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だるさ
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眠気・頭が重い感じ
対策
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軽めのストレッチや散歩を日課に
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湿度が高い日は無理せず室内でもOK
おすすめのツボ:陰陵泉(いんりょうせん)
ひざ下にあるツボで、体の「余分な水」を排出してくれるポイント
NG⑤:ストレスを溜め込む
梅雨は天気が悪く、気圧も不安定。
ストレスを放置すると「肝」の働きが乱れて胃腸もメンタルもボロボロに…
起こりやすい症状
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食欲がわかない
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イライラ・落ち込み
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不眠・胸のつかえ
対策
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深呼吸や森林浴(雨の合間にぜひ)
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リラックスできる音楽や自然音で「気」を巡らせる
おすすめのツボ:太衝(たいしょう)
足の甲にある、ストレスケアの代表ツボ!
肝のエネルギーの流れをスムーズにしてくれます。
まとめ|湿邪対策で夏バテも予防できる!
梅雨の体調不良、実は「生活習慣」が大きな原因なんです。
✅やってはいけない5選をおさらい
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冷たい飲み物・アイスばかり摂る
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夜更かし・不規則な生活
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脂っこい食事・甘いもの
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運動不足で汗をかかない
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ストレスを溜めこむ
この5つを避けて、お灸や食養生を取り入れてあげれば、
梅雨をスッキリ乗り切ることができますよ。
体調を整えておくと、夏バテや秋の不調の予防にもつながります。
ぜひ、今日からできることから始めてみてくださいね!
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